专利摘要:

公开号:WO1992001244A1
申请号:PCT/JP1991/000915
申请日:1991-07-09
公开日:1992-01-23
发明作者:Minoru Yamada
申请人:Fuji Photo Film Co., Ltd.;
IPC主号:G03D3-00
专利说明:
[0001] 曰月 糸田 発明の名称 ハロゲン化銀写真感光材料の処理装置 技術分野
[0002] 本発明は、 ハロゲン化銀写真感光材料 (以下、 感光材料 感材と略す場合がある) の処理装置に関する。 背景技術
[0003] 黒白感光材料は、 露光後、 黒白現像、 定着、 水洗等の工程 で処理され、 カラー感光材料は、 露光後、 発色現像、 脱銀、 水 洗、 安定化等の工程によ り処理される。
[0004] 黒白現像には黒白現像液、 定着には定着液、 発色現像には発 色 (カ ラー) 現像液、 脱銀処理には漂白液、 漂白定着液、 定着 液、 水洗には水道水またはイオン交換水、 安定化処理には安定 液がそれぞれ使用される。
[0005] 各処理液は通常 3 0〜 4 0 °Cに温度調節され、 感光材料はこ れらの処理液中に浸漬され処理される。
[0006] このよ う な工程は、 通常、 自動現像機等の処理装置を用いて 施されている のよ う な処理装置を用いたラ ンニング処理
[0007] (連続処理) には、 一般に、 処理液の性能を一定に保っために 感光材料の処理量に応じて補充液を補充する補充方式が採用さ れている。
[0008] このと き使用される補充液は、 従来 1 パー ト または複数のパ —ッからなる濃厚液を用いて調製されており 、 具体的には、 所 定量の濃厚液に水を加えケミカルミキサー等によ り撹拌混合し て希釈したものを用いている。
[0009] しかしながら、 上記のよ うな補充液の調製方法では、 補充液 を貯留するス ト ッ クタ ンクの容積が大き く なり、 装置の小型化 が要請される近時においては望ま しいこ とではない。
[0010] このよ うなこ とから、 本出願人は、 先に、
[0011] 「複数のパーツ剤よ り なる処理液を処理槽へ補充する方法で あって、
[0012] 前記パーツ剤の混合比率に応じた量の各パーツ剤が区画収納 された容器から、 各パーツ剤毎にそれらを貯留しう るス ト ッ ク タ ンクに各パ一ッ剤を投入し、
[0013] 前記各ス ト ッ クタ ンクから前記混合比率に応じた量の各パー ッ剤を取り 出し、 これら と希釈液とを前記処理槽に供給するこ とを特徴とする処理液の補充方法。 」
[0014] を提案している (特願平 1 一 2 7 3 3 0 4号) 。
[0015] すなわち、 このものでは、 水で希釈しない状態で補充液をス ト ツ クタンク内に収納するため、 その分ス ト ッ クタンクの容積 を小さ く できる という効果が得られる。
[0016] 一方、 上記のような処理装置において、 感光材料は各処理液 が満たされた処理槽間を順次搬送されて処理される。
[0017] この場合、 感光材料の搬送は、 処理槽内上方ないし処理槽間 にクロスオーバーローラ等を設置して行なっている。
[0018] 前述のよ う に、 各処理槽には、 それぞれ機能や組成の異なる 処理液が満たされており 、 感光材料がクロスオーバーローラに よ り搬送される際、 クロスオーバーローラには処理液が付着 し、 汚れの原因となる。
[0019] このよ う な問題に対処するため、 クロスオーバーローラを洗 浄する方法が採用されている。
[0020] このなかには、 クロスオーバーローラの汚れが最初処理する 感材表面に付着す る の を防止す る ため、 毎 日 、 処理に先 立って、 自動現像機等からクロスオーバーローラを取り はずし て手で洗浄する方法や、 洗浄水を作業終了時にクロスオーバー ローラに吹きかける方法 (特開昭 6 3— 1 8 7 2 4 3号) など がある。
[0021] 従来、 前者のクロスオーバーローラを取り はずして洗浄する 方法が広く 行なわれている。 しかし、 洗浄する時期が制限さ れ、 取り はずす必要があるこ とから煩雑である。 一方、 後者の 洗浄水をクロスオーバーローラに吹きかける方法では、 吹きか ける洗浄水の量に限度があって汚れを十分に落とすこ とができ ない。
[0022] また、 クロスオーバーローラ用の リ ンス浴を設置して、 常時 水で洗う方法もある。
[0023] この リ ンス浴を使用する方法では、 クロスオーバーローラの 洗浄を十分に行なう こ とができる。 さ らに、 洗浄効果が十分に 得られるばかりでなく.、 このよ うな リ ンス浴を現像槽と定着槽 との間に設置するこ とによって、 処理される感材から十分に現 像液成分が溶出しないうちに、 定着液が浸透してく るこ とに起 因する現像ムラ (物理現像ムラ) の発生を防止するこ とができ る。 また、 定着液に混入する現像液の割合を減少させるこ とが できるので、 定着液の PHの上昇も少なく 、 定着液の硬膜性能を 高く維持するこ と もできる。 さ らに、 定着槽と水洗槽との間に リ ンス浴を設置するこ とによって、 水洗効率を向上させるこ と もできる。 そして、 定着槽では、 通常、 電解等によ り定着液か ら銀を回収するこ とが行なわれているが、 このようなリ ンス浴 のオーバーフローを定着槽に流入させるこ とによって銀回収率 が向上するこ とも知られている。 特に、 このようなリ ンス浴を 設置し、 リ ンス液を定着槽内に流入させる方法は、 少量水洗の と き、 銀濃度が高いリ ンス浴の液を定着液に戻すので、 銀回収 の上で有利である と されている (特開昭 6 3 — 1 2 9 3 4 3 号) 0
[0024] このよ う に、 リ ンス浴を用いる方法では、 クロスオーバー ローラの洗浄や写真性能の点では問題はないが、 廃液負荷が大 となる。 すなわち、 処理液の使用量を減少させるという近時の要請に 応じて、 補充量を低減させる と、 この補充量を低減させれば、 させるほど、 クロスオーバーローラの洗浄を十分に行なう必要 が大き く なり 、 リ ンス液の使用量を増加させる結果となり、 補 充量を低減させた意味がなく なってしま う。
[0025] したがって、 この点の改善が望まれている。 発明の開示
[0026] 本発明の目的は、 処理液の使用量を減少させるこ とができ、 かつクロスオーバーローラの洗浄を十分に行なう こ とができ、 メ ンテナンスが容易となり 、 しかも写真性能に優れた画像を得 る こ とができ るハロゲン化銀写真感光材料の処理装置を提供す るこ とにある。
[0027] このよ うな目的は、 下記 ( 1 ) 〜 ( 1 0 ) の構成の本発明に よつて達成される。
[0028] ( 1 ) ハロゲン化銀写真感光材料の処理量に応じて補充液を補 充しながら処理するよ う に構成されたハロゲン化銀写真感光材 料の処理装置であって、
[0029] 前記感光材料を処理する処理液を満たした複数の処理槽と、 この処理槽間にて、 前記感光材料を搬送するクロスォーパーロ ーラ と、 このクロスオーバーローラの少なく と も一部を浸すよ う に洗浄水を満たした リ ンス槽とを有し、 前記リ ンス糟に供給した洗浄水の少なく と も一部を、 前記リ ンス槽の前方に位置する処理槽の処理液の濃厚補充液を希釈し て前記補充液とするのに必要な希釈水の少なく と も一部と して 用いるよ うに構成したこ とを特徴とするハロゲン化銀写真感光 材料の処理装置。
[0030] ( 2 ) 前記処理槽と して、 現像槽、 定着槽および水洗槽を有 し、 これら各処理槽間に前記クロスオーバーローラ と前記リ ン ス槽とを有する上記 ( 1 ) のノロゲ ン化銀写真感光材料の処理
[0031] ( 3 ) 前記現像液の補充液の補充量は、 前記感光材料 l m2あた り 0 . 4 以下である上記 ( 2 ) のノロゲン化銀写真感光材料 の処理装置。
[0032] ( 4 ) 前記現像液の補充液の濃厚補充液と前記希釈水との混合 比は、 (濃厚補充液) / (希釈水) の体積比で 1 Z 0 . 4〜 1 5である上記 ( 3 ) のハロ ゲン化銀写真感光材料の処理装 .
[0033] ( 5 ) 前記定着液の補充液の補充量は、 前記感光材料 l m2あた り 0 . 4 以下である上記 ( 2 ) のハロゲン化銀写真感光材料 の処理装置。
[0034] ( 6 ) 前記定着液の補充液の濃厚補充液と前記希釈水との混合 比は、 (濃厚補充液) / (希釈水) の体積比で 1 ノ 0 . 4〜 1 Z 5である上記 ( 5 ) のハロ ゲン化銀写真感光材料の処理装 置。
[0035] ( 7 ) 前記濃厚補充液を希釈する前記希釈水の 5〜 1 0 0 %を 前記洗浄水とする上記 ( 1 ) 、 ( 2 ) 、 ( 3 ) および ( 5 ) の いずれかのハロゲン化銀写真感光材料の処理装置。
[0036] ( 8 ) 前記水洗水の補充量は、 前記感光材料 l m2あたり 3 ·β以 下である上記 ( 1 ) 、 ( 2 ) 、 ( 3 ) および ( 5 ) のいずれか のハロゲン化銀写真感光材料の処理装置。
[0037] ( 9 ) 前記水洗槽の後に乾燥部を設け、 前記水洗槽と前記乾燥 部との間に、 前記クロスオーバーローラ と前記リ ンス槽とを設 け、 前記リ ンス槽に供給した洗浄水の少なく とも一部を、 前記 水洗槽に供紿する上記 ( 2 ) のハロゲン化銀写真感光材料の処 理装置。
[0038] ( 1 0 ) 前記水洗水の補充量の 5〜 1 0 0 %を前記水洗水とす る上記 ( 9 ) のハロゲン化銀写真感光材料の処理装置。
[0039] 本発明では、 クロスオーバーローラをリ ンス槽を用いて洗浄 し、 この洗浄に用いた水の少なく と も一部をリ ンス槽の前方に 設置した処理槽の濃厚補充液の希釈に用いているので、 補充液 調製用の水の一部でクロスオーバーローラを洗浄する結果とな り 、 水の使用量を増加するこ となく 、 また廃液量を増加するこ となく 、 ク ロスオーバーローラの洗浄を十分に行なう こ とがで きる。
[0040] また、 ク ロスオーバーローラを取り はずすなどの作業を要し ないのでメ ンテナンスが容易と なる。 図面の簡単な説明
[0041] 第 1 図は、 本発明の処理装置の一構成例を示す概略構成図であ る。
[0042] 第 2図は、 第 1 図におけるクロスオーバーローラ部分の拡大 断面図である。
[0043] 第 3図、 第 4図および第 5図は、 それぞれ、 本発明の処理装 置の他の構成例,を示す概略構成図である。 発明を実施するための最良の形態
[0044] 以下、 本発明を好適実施例について図面を参照して説明する。
[0045] 第 1 図には、 本発明のハロゲン化銀写真感光材料 (以下、 感 光材料あるいは感材と略す場合がある) の処理装置 (以下、 装 置という) の一構成例が示されている。
[0046] 図示の装置は、 例えばシー ト状の感光材料をローラによ り搬 送するローラ搬送型のものである。
[0047] 第 1 図に示されるよ う に、 装置 1 は、 本体ケース内に、 現像 液、 定着液お よ び水洗水が、 それぞれ、 収納される現像槽
[0048] 1 1 、 定着槽 1 2 およ び水洗槽 1 3 が設置された も のであ る。
[0049] 現像槽 1 1 内には、 感光材料 sを槽内の所定の経路で搬 す る搬送ローラ 5 1 が配置されている。 また、 定着槽 1 2および 水洗槽 1 3 においても、 それぞれ同様の搬送ローラ 5 .2および 5 3が配置されている。
[0050] また、 水洗槽 1 3の後方には、 現像、 定着、 水洗の各処理を 施した後の感光材料 S を乾燥する乾燥部 1 4が設置されてい る。
[0051] 装置 1 は、 現像濃厚補充液を収納する補充容器 2 1 および定 着濃厚補充液を収納する補充容器 2 2 を有し、 補充容器 2 1 お よび 2 2 は、 それぞれ、 ス ト ッ クタ ンク 3 1 および 3 2 に連結 されており 、 各補充液がス ト ッ クタ ンク 3 1 および 3 2 に各々 貯留される構成となっている。
[0052] さ らに、 装置 1 は水を収納する水タ ンク 2 5を有する。 この 水の供給は、 水タ ンク 2 5 を使っていわゆる無配管システムと してもよいし、 水タ ンク 2 5 を単なる リザーバータ ンク と して こ こに水道水を直接供給してもよい。
[0053] 第 1 図および第 2図に示されるよ うに、 現像槽 1 1 と定着槽 1 2 との間には、 感光材料 Sを現像槽 1 1 から定着槽 1 2へと 搬送するクロスオーバーローラ 6 1 および 6 2が設置されてい る。
[0054] 上記の処理槽間であってクロスオーバーローラ 6 1 の下方に は リ ンス槽 6 3が、 またクロスオーバーローラ 6 2の下方には リ ンス槽 6 5力 s、 それぞれ設置されている。 リ ンス槽 6 3およ び 6 5 には、 それぞれ洗浄水 Wが満たされており、 クロスォー バー口ーラ 6 1 および 6 3の少なく と も一部がリ ンス槽 6 3お よび 6 5 内の洗浄水 Wに各々浸漬される よ う に構成されてい る。
[0055] クロスオーバーローラ 6 1 および 6 2 は、 搬送ローラ 5 1 お よびガイ ド 9 5 を介して搬送されてきた感光材料 Sを挟持し、 感光材料 Sに担持された現像液を除去し、 ガイ ド 9 5および搬 送ローラ 5 2 を介して、 定着槽 1 2 に搬入される感光材料 Sに よる現像液の持ち込みを防止するものでもある。 したがつて、 クロスオーバーローラ 6 1 および 6 2 には、 現像液が付着する こ とになるが、 リ ンス槽 6 3 あるいは 6 5内の洗浄水 でク口 スオーバーローラ 6 1 および 6 2が、 それぞれ洗浄されるよう に構成されている。
[0056] リ ンス槽 6 5内には、 処理時にて水タンク 2 5からポンプ 4 2 を介して洗浄水 Wが供給されるよ うに構成されており、 リ ン ス槽 6 5 のオーバーフ ローがリ ンス槽 6 3 に、 またリ ンス槽 6 3のォーバ一フローが現像槽 1 1 内に、 順次流入されるよ うに なっている (図示矢印参照) 。
[0057] そして、 このオーバーフローが現像槽 1 1 内に流入されるの と同期して現像液用のス ト ッ クタ ンク 3 1 からポンプ 4 1 を介 して現像補充液が現像槽 1 1 内に供給されるように構成されて レ、る。 第 1 図に示されるよ うに、 定着槽 1 2 と水洗槽 1 3 との間に は、 上記と同様の構成で、 クロスオーバーローラ 7 1 およびリ ンス槽 7 5が設置されており 、 クロスオーバーローラ 7 1 がリ ンス槽 7 5内の洗浄水 Wで洗浄されるよ うになっている。
[0058] そして、 この場合も処理時に、 リ ンス槽 7 5内に水タ ンク 2 5からポンプ 4 4を介して洗浄水 Wが供給されるよ うになって おり 、 リ ンス槽 7 5のオーバーフ ローが定着槽 1 2 に流入され るよ う に構成されている。 そして、 このオーバーフローが定着 槽 1 2 内に流入されるのと同期して定着液用のス ト ッ クタ ンク 3 2からポンプ 4 3 を介して定着槽 1 2 内に定着補充液が供給 されるよ う に構成されている。
[0059] また、 水洗槽 1 3 と乾燥部 1 4 との間には、 スクイズローラ 8 1 が設置されており 、 このものも、 上記と同様に リ ンス槽 8 5内の洗浄水 Wに少な く と も一部が浸漬されるようになつてお り 、 洗浄水 Wで洗浄されるよ うに構成されている。
[0060] そして、 この場合も、 処理時に、 リ ンス槽 8 5内に水タンク 2 5からポンプ 4 6 を介して洗浄水 Wが供給されるようになつ ている。
[0061] また、 この リ ンス槽 8 5のオーバーフローは水洗槽 1 3 に流 入されるよ う に構成されている。 このと き、 このオーバーフロ 一が水洗槽 1 3 内に流入されるのと同期して水タ ンク 2 5から ボンブ 4 5 を介して水洗水の補充液が供給されるよ うになって いる。
[0062] 十分な水を使用して水洗する場合 (感材 1 m2当たり 3 £以上 の水を使用) 、 水道から直接、 水洗槽 1 3 に、 水洗水を供給 し、 その一部をバイパスをつけて、 リ ンス槽 8 5 と リ ンス槽 7 5に供給してもよい。
[0063] なお、 第 1 図において、 液の流れは、 模式的に矢印で示して いる。
[0064] この他、 装置 1 には、 図示しないオーバーフロー口、 撹拌手 段、 循環手段等が、 必要に応じて、 適宜、 設置されている。
[0065] なお、 搬送ローラ 5 1 〜 5 3およびガイ ドは、 各処理槽毎に ラ ッ クに組み立てられた状態で装填されているのが好ま しい。
[0066] したがって、 上記構成おいて、 露光後の感光材料 Sは、 現像 槽 1 1 内に搬入され、 搬送ローラ 5 1 によって搬送ざれて、 こ の間、 現像液によ り現像される。
[0067] 現像槽 1 1 から搬出された感光材料 Sは、 現像槽 1 1 と定着 槽 1 2 との間に設置されたクロスオーバーローラ 6 1 および 6 2 によって挟持搬送される。 このと き、 クロスオーバーローラ 6 1 に付着した現像液は、 リ ンス槽 6 3内の洗浄水 Wによって 洗浄され、 またクロスオーバーローラ 6 2 に付着した現像液 は、 リ ンス槽 6 5内の洗浄水 Wによって洗浄される。
[0068] 上記において、 感光材料 Sの処理の開始に際して、 現像補充 液がス ト ッ クタ ンク 3 1 からポンプ 4 1 を介して補充される。 この現像補充液が現像槽 1 1 内に補充されるのと同期して、 リ ンス槽 6 3 のオーバーフ ローが流入され、 このよ うなオーバー フローが生じるよ うに、 リ ンス槽 6 5に水タンク 2 5から洗浄 水 Wがポンプ 4 2 を介して供給される。
[0069] この と き、 現像槽 1 1 内にて十分撹拌が行なわれる。
[0070] ス ト ッ クタ ンク 3 1 内に貯留される補充液は、 補充容器 2 1 内の濃厚補充液から濩厚なままス ト ッ クタ ンク 3 1 内に収納す る こ と も、 水タ ンク 2 5 から水を供給し、 この水で、 ある程 度、 希釈した状態で収納するこ と もできる。
[0071] この場合、 感光材料 Sの処理量と現像液の補充量との関係 や、 瀵厚補充液と希釈すべき水の量との関係は予め求めて設定 しておけばよい。
[0072] すなわち、 希釈用の水の一部をクロスオーバーローラ洗浄用 の リ ンス槽 6 5 に供給してオーバーフローさせるものであるか ら、 その関係を満足するよ うに、 ス ト ッ クタ ンク 3 1 内の補充 液の濃度を設定するなどすればよい。
[0073] このと き、 オーバーフローのみでス ト ッ クタ ンク 3 1 からの 濃厚補充液を希釈するよ うにしても、 ス ト ッ クタンク 3 1 内で 濃厚補充液を水タ ンク 2 5からの水によって希釈して、 さらに オーバーフローで希釈するよ う にしても、 場合によっては、 現 像槽 1 1 内に、 水タ ンク 2 5から直接水を供給してオーバーフ ローによる希釈の不足分を補う よ う にしてもよい。 本発明における現像槽 1 1 での現像液の補充量 (濃厚補充液 を希釈した後の量) は、 感材 1 m2当たり 0 . 4 以下とするの がよ く 、 補充容器 2 1 内に収納される濃厚補充液を希釈する際 に用いる希釈水の 5〜 1 0 0 vol¾、 好ま し く は 1 0〜 ; 1 0 0 vol%を リ ンス槽 6 5の補充用洗浄水 Wと して使用すればよい。
[0074] なお、 現像液における濃厚補充量と希釈水全体の混合比は、 体積比で、 (濃厚補充量 希釈水) が 1 Z 0 . 4〜 1 5であ るこ とが好ま し く 、 特に 1 / 0 . 5〜 1 Z 4であるこ とが好ま しい。
[0075] このよ うに、 クロスオーバーローラ 6 1 および 6 2 を、 リ ン ス槽 6 3および 6 5を用いて、 それぞれ、 洗浄するこ とによつ て、 クロスオーバーローラ 6 1 および 6 2の洗浄を十分に行な う こ とができる。
[0076] その結果、 現像液の定着液への混入を防止する こ とができ る。
[0077] また、 クロスオーバーローラ 6 1 および 6 2の洗浄に用いた 洗浄水 Wを現像槽 1 1 に供給するこ とによって、 水の使用量お よび廃液量を減少させるこ とができる。 このと き、 リ ンス槽の 洗浄水を捨て、 新たに補充液調製用の水を供給する場合に比較 して、 水の使用量および廃液量を 5〜 1 0 0 %にするこ とがで きる。
[0078] また、 補充容器 2 1 は単一容器から構成し、 そのなかに 1 パ 一卜の濃厚補充液を収納するものとするこ とが好ま しい。 この よ う に 1 剤構成のものを用いるこ とによ り 、 上記のよ うに、 現 像槽 1 1 内で リ ンス槽 6 5のオーバーフローで希釈混合するな どの方法を採用する場合、 多剤構成のものとは異なり、 濃厚補 充液を混合する必要がないなど、 操作上簡易となる。 このよ う にすれば、 場合によっては、 ス ト ッ クタ ンク 3 1 を介在させな く と もよ く するこ とができる。
[0079] しかしながら、 通常、 現像液における濃厚補充液は多剤構成 のものが多く 、 例えば、 現像主薬を含むアルカ リ性パー ト と硬 膜剤を含むパー トの 2パーツから構成されるもの、 あるいはハ ィ ドロキノ ン類などの主現像主薬を含むパート と補助現像主薬 を含むパー ト と硬膜剤を含むパー トの 3パーツから構成される ものが汎用されている。
[0080] このよ うな場合、 補充容器 2 1 は、 パーツ数に合わせて分画 された構成と されており 、 例えば多連容器などとすればよい。
[0081] 1 剤構成であるものも例外ではないが、 特に多剤構成である ものは、 ス ト ッ クタ ンク 3 1 内に濃厚なまま混合して貯留して も、 あるいはこれに希釈水を少量加えて混合した濃縮状態で貯 留してもよい。
[0082] このよ う なこ とから、 多剤構成のものでは、 混合操作等を容 易にするため、 予め混合割合に応じた容積に区画された収納容 器に各パー トを収納するこ とが好ま しい。 このよ うな補充方法の詳細については、 本出願人による特願 平 1 — 2 6 8 8 1 4号、 同 1 — 2 7 3 3 0 4号の記載を参照す るこ とができる。
[0083] 以上のよ うに、 ス ト ッ クタ ンク 3 1 内には、 濃厚あるいは濃 縮された状態の補充液が収納されるこ とになり、 ス ト ッ クタ ン ク 3 1の容積を小さ く するこ とができ、 その分、 装置 1 を小型 化にするこ とができる。
[0084] 前述のよ うに、 クロスオーバーローラ 6 1 、 6 2によって挟 持搬送された感光材料 Sは、 ガイ ド 9 5を介して、 定着槽 1 2 に搬入され、 搬送ローラ 5 2によって搬送されて、 この間、 定 着液によ り定着される。
[0085] このとき、 現像液の混入が防止されるため、 定着液の疲労が 防止され、 定着液の処理能力も良好なまま となる。
[0086] 定着槽 1 2から搬出された感光材料 Sは、 定着槽 1 2 と水洗 槽 1 3 との間に設置されたクロスオーバーローラ 7 1 によって 挟持搬送される。 このと き、 クロスオーバーローラ 7 1 に付着 した定着液はリ ンス槽 7 5内の洗浄水 Wによって洗浄される。 上記において、 定着補充液がス ト ッ クタ ンク 3 2からポンプ 4 3を介して補充される。 この定着補充液が定着槽 1 2内に補 充されるのと同期して、 リ ンス槽 7 5に水タンク 2 5から洗浄 水 Wがポンプ 44を介して供給され、 リ ンス槽 7 5のオーバー フローが定着槽 1 2内に流入される。 このと き も、 定着槽 1 2内にて十分撹拌を行なう よ うにする のがよい。
[0087] そして、 この場合も現像液の場合と同様に、 定着液の補充量 と感光材料 Sの処理量との関係を予め調べておき、 定着補充液 の供給量等を設定すればよい。
[0088] この と きの定着槽 1 2 での定着液の補充量は、 感材 1 m2当た り 0 . 4 £以下とするのがよ く 、 補充容器 2 2内に収納される 漉厚補充液を希釈する際に用いる水の 5〜 1 0 0 vol%、 好ま し く は 1 0〜 1 0 0 vol¾を リ ンス槽 7 5の補充用洗浄水 Wと して 使用すればよい。
[0089] なお、 定着液における濃厚補充液と希釈水全体の混合比は、 体積比で、 (濃厚補充量 希釈水) が 1 ノ 0 . 4〜 1 / 5であ るこ とが好ま し く 、 特に 1 / 0 . 5〜 : L ノ 4であるこ とが好ま しい。
[0090] また、 ス ト ッ クタ ンク 3 2 における操作等も前記の現像液の 場合に準じて行なえばよ く 、 ス ト ッ クタ ンク 3 2 には濃厚なま まあるいは濃縮された状態の定着補充液を貯留するよ うにすれ ばよい。
[0091] 補充容器 2 1 に収納される濃厚補充液は、 定着液において も、 現像液の場合と同様に、 1 パー 卜から構成されるもの ( 1 剤) を用いるこ とが、 操作上好ま しい。
[0092] 複数のパーツから構成されるものを用いるときは、 前記の現 像液の場合と同様にすればよい。
[0093] そして、 ス ト ッ クタ ンク 3 2 を小型にできるこ とは、 この場 合も同様である。
[0094] また、 リ ンス槽 7 5を用いてクロスオーバーローラ 7 1 を洗 浄するこ とによって、 クロスオーバーローラ 7 1 の洗浄が十分 となる。 また、 定着液が水洗槽 1 3に持ち込まれる量を少なく するこ とができる。
[0095] さ らに、 クロスオーバーローラ 7 1 の洗浄に用いた洗浄水 W を定着槽 1 2 に供給するこ とによって、 水の使用量および廃液 量を、 補充液調製用およびローラ洗浄用にそれぞれ新たに水を 供給する場合に比べて、 5〜 1 0 0 %程度にする こ とができ る。
[0096] また、 リ ンス槽 7 5内の洗浄水 Wを定着槽 1 2 に流入させる こ とによっては、 銀回収率が向上する。
[0097] 前述のよ う に、 クロスオーバーローラ 7 1 によって挟持搬送 された感光材料 Sは、 水洗槽 1 3 に搬入され、 搬送ローラ 5 3 によって搬送されて、 この間に水洗水によ り水洗が施される。
[0098] 水洗槽 1 3から搬出された感光材料 Sは、 水洗槽 1 3 と乾燥 部 1 4 との間に設置されたスクイズローラ 8 1 によつて挟持搬 送される。 このと き、 スクイズローラ 8 1 に付着した水洗水は リ ンス槽 8 5内の洗浄水 Wによって洗浄される。
[0099] そして、 この場合も リ ンス槽 8 5のオーバーフローは水洗槽 1 3 内に流入され、 水洗水の補充液と して使用される。 この オーバーフローのみで補充量が十分でないときは、 この流入に 同期して図示のよ う に水タ ンク 2 5からポンプ 4 5を介して水 洗補充液を供給するよ う にすればよい。
[0100] なお、 リ ンス槽 8 5では水タ ンク 2 5から洗浄水 Wが供給さ れるこ とによ ってオーバーフローが生じる。
[0101] このよ うにスクイズローラ 8 1 を リ ンス槽 8 5を用いて洗浄 するこ とによって、 スクイズローラ 8 1 の洗浄を十分に行なう こ とができ、 水の使用量を減少させるこ とができる。
[0102] 本発明における水洗槽 1 3への水洗水の補充量は、 慼材 l m2 当たり 3 以下とすればよ く 、 リ ンス槽 8 5の補充用洗浄水 W と しては、 上記の水洗水の補充量の 5〜 1 0 0 vol¾、 好ま し く は 1 0〜 ; L 0 0 vo l¾を使用すればよい。
[0103] この場合も、 スクイズローラ 8 1 の洗浄用と して別途水を供 給する と きに比べて、 水の使用量および廃液量を 5〜 1 0 0 % 程度にするこ とができる。
[0104] その後、 感光材料 Sは乾燥部 1 4に搬送され乾燥され、 処理 は終了する。
[0105] 本発明において、 水洗槽 1 3 への水洗水の補充量は、 感材 l m 2当た り 3 以上の多量なものと してもよい。 このときは多 量の水の一部を リ ンス槽 8 5に注ぎ、 そのオーバーフローを水 洗槽 1 3 に流入させればよい。 なお、 第 1 図の構成では、 処理用に使用する水を水タ ンク 2 5 に収納する無配管方式を採用しており 、 このよ う な方式は装 置の設置場所の制約を受けないという点で好ま しい。
[0106] 上記において、 洗浄水 W、 水洗水、 水洗補充液と呼称をかえ ているが、 実質的には同一の水タ ンク 2 5から供給されるもの である。
[0107] この場合、 収納される水は防黴手段を施したものであるこ と が好ま しい。
[0108] また、 第 1 図の構成では、 ス ト ッ クタンク 3 1 、 3 2からそ れぞれ供給された現像補充液、 定着補充液を、 直接、 現像槽 1 1 、 定着槽 1 2内で、 リ ンス槽 6 5 、 7 5のオーバーフローを 用いて希釈する方法を採用しているが、 これに限定されるもの ではない。 例えば、 各補充液の供給管内に、 リ ンス槽 6 5 、 7 5のオーバーフローを導入し、 管路途中にて混合希釈するこ と も可能であり 、 このよ う にするこ と も好ま しい。
[0109] 本発明の装置は、 第 1 図に示される構成のものに限定される ものではなく 、 第 3図に示される構成のものであってもよい。 第 3図の構成の装置 2 は、 第 1 図の構成の装置と、 本質的に 変わる と こ ろはな く 、 同機能の構成要素には同じ番号を付し て、 その詳細な説明は省略する。 また、 水タンク、 ス ト ッ ク夕 ンク、 補充タンク、 あるいは水の供給や液の流れについては省 略して示している。 第 3図に示されるよ う に、 装置 2 は、 現像槽 1 1 と定着槽 1 2 との間、 定着槽 1 2 と水洗槽 1 3 との間、 および水洗槽 1 3 と乾燥部 1 4 との間には、 それぞれ第 1 図のものと同様の構成 の リ ンス槽 6 5、 7 5、 8 5 と ク ロスオーバーローラ 6 1 、 7 1 およびスクイズローラ 8 1 とが設置されている。
[0110] ただし、 現像槽 1 1 と定着槽 1 2 との間には 1 対のみのクロ スオーバーローラ 6 1 を設置している。
[0111] また、 定着槽 1 2 と水洗槽 1 3 との間の リ ンス槽 7 1 は、 水 洗槽 1 3 と連結管で連結されており 、 洗浄水 Wのオーバーフロ 一液を定着槽 1 2 に流入させる構成と している。
[0112] こ のよ う な構成の装置でも、 第 1 図と 同様の効果が得られ る。
[0113] また、 本発明の装置は、 第 4図に示される構成のものであつ ても よ い。
[0114] 第 4図に示される装置 3 は、 第 1 図または第 3図に示される ものと、 洗浄水 W、 水洗水、 補充液調製用の水の供給を水道蛇 □ 1 6から配管して、 調製バルブ 1 7を介して行なう方式を採 用している点で大き く異なるのみで、 本質的に異なると ころは ない。
[0115] したがって、 同機能の構成要素には同じ番号を付して示し、 その説明は省略する。
[0116] このものにおいても、 各槽 1 1 、 1 2 、 1 3間には、 第 1 図 または第 3図と同構成の リ ンス槽 6 5、 7 5 とクロスオーバー ローラ 6 1 、 7 1 が設置されている。
[0117] また、 水洗槽 1 3内には、 水あかの発生を防止するための銀 イオン放出手段またはオゾン発生多孔管 4 0を配置するこ とが 好ま しい。
[0118] そして、 水洗槽 1 3 と乾燥部 1 4 との間にも、 第 1 図または 第 3図と同構成のスクイズローラ 8 1 およびリ ンス槽 8 5が設 置される。
[0119] なお、 液の供給方向の図示等については省略しているが、 第 1 図と同様とすればよい。
[0120] このよ う な構成の装置にても、 前記と同様の効果が得られ る。
[0121] さ らに、 本発明の装置は、 第 5図に示される構成のもので あってもよい。
[0122] 第 5図に示される装置 4は、 第 1 図、 第 3図または第 4図に 示されるものと、 乾燥部 1 4が処理槽 1 1 〜 1 3の上方に設置 されている点で大き く異なるのみで本質的に異なると ころはな い。
[0123] したがって、 同機能の構成要素には同じ番号を付して示し、 その説明は省略する。
[0124] こ の ものにおいても、 各槽 1 1 、 1 2 、 1 3 間には、 第 1 図、 第 3図または第 4図と同構成の リ ンス槽 6 5、 7 5 とクロ スオーバーローラ 6 1 、 7 1 、 7 2 が設置されている。 この場 合リ ンス槽 7 5 には 2対のクロスオーバーローラ 7 1 、 7 2力 s 設置される構成となっている。
[0125] そして、 水洗槽 1 3 と乾燥部 1 4 との間にも、 第 1 図、 第 3 図または第 4図と同構成のスクイズローラ 8 1 およびリ ンス槽 8 5が設置される。
[0126] なお、 液の供給方向の図示等については省略しているが、 第 1 図と同様とすればよい。
[0127] このよ う な構成の装置にても、 前記と同様の効果が得られ る。
[0128] 本発明の方法は、 現像液や定着液など、 処理液の補充量を少 なく していったと き、 特に感光材料 1 m2あたり 0. 4 £以下の 補充量のと きに有効な効果を発揮する。 このように補充量を低 減したと きには、 処理中待機中および停止中における処理槽界 面からの水分の蒸発、 臭気の発散も無視できない量になる。 ま た、 特に現像液は空気酸化を受けて、 劣化する割合が多く な る。 したがって、 処理槽の開口率は極力、 少な く した方がよ い。 望ま し く は処理液量 1 当た り 5 0 cm2 以下の開口率、 さ らに好ま し く は 3 0 craVi 以下、 最も好ま し く は 2 0 cm 5 以 下にするこ とである。
[0129] 本発明において処理される写真感光材料と して、 一般の黒白 感光材料が主と して用いられる。 特に、 一般撮影用ネガ感材ゃ 黒白印画紙、 医療画像のレーザープリ ンター用写真材料や印刷 用感材並びに、 医療用直接撮影 X - レイ感材、 医療用間接撮影 X - レイ感材、 C R T画像記録用感材、 工業用 X—レイ感材な どに用いるこ とができる。
[0130] 次に、 処理液および処理条件について記す。
[0131] 本発明において、 黒白現像液に用いる現像主薬は、 ハイ ド口 キノ ン類を主体とするが、 良好な性能を得やすい点で、 ハイ ド ロキノ ン類と 1 一フエ二ルー 3 —ビラゾリ ドン類の組合せ、 ま たはハイ ドロキノ ン類と P —ァミ ノ フエノール類との組合せが よい。
[0132] 本発明に用いるハイ ドロキノ ン現像主薬と してはハイ ドロキ ノ ン、 クロロハイ ドロキノ ン、 ブロムハイ ドロキノ ン、 イ ソプ 口 ピル八イ ドロキノ ン、 メチルノ、イ ドロキノ ン、 2 , 3 —ジク 口 ロ ノ、イ ド 口 キノ ン、 2 , 5 — ジク ロ ロノヽィ ド ロ キノ ン、 2 , 3 —ジブロムハイ ドロキノ ン、 2, 5—ジメチルハイ ド口キノ ンなどがあるが、 特にハイ ドロキノ ンが好ま しい。
[0133] 本発明に用いる P—アミ ノ フヱノール系現像主薬と しては、 N—メチルー p—ァミ ノ フエノール、 p—ァミノ フエノール、 N - ( /3 — ヒ ドロキシェチル) 一 : —ァミノ フエノール、 N— ( 4 ー ヒ ドロキシフエニル) グリ シン、 2 —メチルー p—アミ ノ フエノール、 p—ベンジルァミ ノ フ エノール等があるが、 な かでも N—メチル一 p—アミ ノ フヱノールが好ま しい。 本発明に用いる 3 —ビラゾリ ドン系現像主薬と しては 1 ーフ ェニルー 3—ビラゾリ ド ン、 1 一フエ二ルー 4, 4ージメチル 一 3—ビラゾリ ド ン、 1 一フ エ二ルー 4ーメチルー 4ー ヒ ドロ キシメチルー 3—ビラゾリ ド ン、 1 一フ エ二ルー 4 , 4ージヒ ドロキシメチルー 3—ビラゾリ ドン、 1 一フエ二ルー 5—メチ ルー 3—ビラゾリ ド ン、 1 - p—ァミノ フ エ二ルー 4, 4ージ メチルー 3—ビラゾリ ドン、 1 一 p— ト リ ル一 4, 4一ジメチ ルー 3—ビラゾリ ドン、 1 一 p— ト リ ル一 4ーメチルー 4ー ヒ ドロキシメチルー 3 — ビラゾリ ド ンなどがある。
[0134] ノイ ドロキノ ン系現像主薬は通常 0. 0 1モル 〜 1 . 5モ ル / 好ま し く は 0. 0 5モル/£〜 1 . 2モル /£の量で用いら れる。
[0135] これに加えて、 p—ァミ ノ フヱノール系現像主薬または 3 — ビラゾリ ド ン系現像主薬は通常 0. 0 0 0 5モル 〜0. 2 モル/ £、 好ま し く は 0. 0 0 1 モル 〜 0. 1モル /ίの量で用 いられる。
[0136] 本発明における黒白現像液に用いる亜硫酸塩の保恒剤と して は亜硫酸ナ ト リ ウム、 亜硫酸カ リ ウム、 亜硫酸リ チウム、 亜硫 酸アンモニゥム、 重亜硫酸ナ ト リ ウム、 メ タ重亜硫酸カ リ ウム などがある。 亜硫酸塩は 0. 2モル /£以上特に 0. 4モル/ £以 上が好ま しい。 また、 上限は 2. 5モル/ £までとするのが好ま しい。 本発明において、 黒白現像液の PHは 8 . 5から 1 3 までの範 囲のものが好ま しい。 さ らに好ま し く は pH 9から 1 2 までの範 囲である。
[0137] P Hの設定のために用いるアル力 リ剤には水酸化ナ ト リ ウム、 水酸化カ リ ウム、 炭酸ナ ト リ ウム、 炭酸カ リ ウム、 第三リ ン酸 ナ ト リ ウム、 第三リ ン酸カ リ ウムのよ う な P H調節剤を含む。
[0138] 特開昭 6 2 - 1 8 6 2 5 9号 (ホウ酸塩) 、 特開昭 6 0 - 9 3 4 3 3号 (例えば、 サヅカロース、 ァセ トォキシム、 5 —ス ルホサリ チル酸) 、 リ ン酸塩、 炭酸塩などの緩衝剤を用いても よい。
[0139] また上記現像液にはジアルデヒ ド系硬膜剤またはその重亜硫 酸塩付加物が用いられるが、 その具体例を挙げればグルタール アルデヒ ド、 またはこの重亜硫酸塩付加物などがある。
[0140] 上記成分以外に用いられる添加剤と しては、 臭化ナ ト リ ウ ム、 臭化カ リ ウム、 沃化カ リ ウムのよ うな現像抑制剤 : ェチレ ングリ コール、 ジエチレングリ コール、 ト リエチレングリ コー ル、 ジメチルホルムアミ ド、 メチルセ口ソルブ、 へキシレング リ コール、 エタノール、 メ タノールのよ うな有機溶剤 : 1 ーフ ェニルー 5 —メルカプ トテ ト ラゾール、 2 —メルカプトベンツ ィ ミダゾール— 5 —スルホン酸ナ 卜 リ ゥム塩等のメルカブ 卜系 化合物、 5 — 二 ト ロイ ンダゾール等のィ ンダゾール系化合物、 5 —メチルベンツ 卜 リ アゾール等のベンツ ト リ アゾール系ィ'匕合 物などのカプリ防止剤を含んでもよ く 、 Research Disclosure 第 1 7 6巻、 No.17643、 第 XXI 項 ( 1 2 月号、 1 9 7 8年) に 記載された現像促進剤やさ らに必要に応じて色調剤、 界面活性 剤、 消泡剤、 硬水軟化剤、 特開昭 5 6 - 1 0 6 2 4 4号記載の ァミ ノ化合物などを含んでもよい。
[0141] 本発明において黒白現像液に銀汚れ防止剤、 例えば特開昭 5 6 - 2 4 3 4 7号ゃ特公昭 5 6 - 4 6 5 8 5号に記載の化合物 を用いるこ とができる。
[0142] 本発明の黒白現像液には、 特開昭 5 6 - 1 0 6 2 4 4号、 ヨーロ ッパ公開特許 0 1 3 6 5 8 2号に記載のアルカノールァ ミ ンなどのアミノ化合物を用いるこ とができる。
[0143] 本発明において、 上記の現像処理後の定着処理に用いる定着 液はチォ硫酸塩を含む水溶液であり 、 PH3 . 8以上、 好ま し く は 4 . 2〜 7 . 0を有する。
[0144] 定着剤と してはチォ硫酸ナ ト リ ウム、 チォ硫酸アンモニゥム などがあるが、 定着速度の点からチォ硫酸アンモニゥムが特に 好ま しい。 定着剤の使用量は適宜変えるこ とができ、 一般には 約 0 . 1 〜約 3モル / である。
[0145] 定着液には硬膜剤と して作用する水溶性アルミニウム塩を含 んでもよ く 、 それらには、 例えば塩化アルミニウム、 硫酸アル ミニゥム、 カ リ明ばんなどがある。
[0146] 定着液には、 酒石酸、 クェン酸、 グルコ ン酸あるいはそれら の誘導体を単独で、 あるいは 2種以上、 用いるこ とができる。 これらの化合物は定着液 1 にっき 0 . 0 0 5モル以上含むも のが有効で、 特に 0 . 0 1 モル/ 〜 0 . 0 3モル/ £が特に有効 である。
[0147] 定着液には所望によ り保恒剤 (例えば、 亜硫酸塩、 重亜硫酸 塩) 、 PH緩衝剤 (例えば、 酢酸、 硼酸) 、 PH調整剤 (例えば、 硫酸) 、 硬水軟化能のあるキレー ト剤や特開昭 6 2 — 7 8 5 5
[0148] 1 号記載の化合物を含むこ とができる。
[0149] 本発明においては、 定着液のオーバーフロー液から銀を回収 してもよ く 、 このようにする方が好ま しい。
[0150] この銀回収法と しては、
[0151] 1 ) 銀よ り もィオン化傾向の高い金属と液とを接触させる方法 (金属置換法) 、
[0152] 2 ) 不活性銀塩を形成する試薬を添加する方法 (沈殿法) や還 元沈殿法、
[0153] 3 ) イオン交換樹脂を用いる方法 (イオン交換法) 、
[0154] 4 ) 銀を電解機の陰極上に析出させる方法 (電解法) 、
[0155] などが挙げられる。 これらの方法についての詳細は M.し Sch- relbo 「Present Status of Siver Recovery in Motion-Picture
[0156] Laboratories. J. SMPTE. , 74, 504~514頁、 1965年) に記載さ れている。. 本発明では、 現像、 定着工程の後、 前記のとおり、 ハロゲン 化銀感光材料 1 m2当 り、 3 ί 以下の補充量 ( 0 も含む、 すなわ ちため水水洗) の水洗水または安定化液で処理するこ と もでき る。 なお、 図示例では水洗水で処理するものと しているが、 安 定液による処理であってもよい。
[0157] 図示例では、 いずれにおいても、 水洗槽を一槽のみ用いる方 法を採用 しているが、 補充量を少なく する方法と して、 古く よ り多段向流方式 (例えば 2段、 3段など) が知られている。 こ の多段向流方式を本発明に適用するこ と もでき、 これによれば 定着後の感光材料は徐々に清浄な方向、 つま り定着液で汚れて いない処理液の方に順次接触して処理されて行く ので、 さらに 効率の良い水洗がなされる。
[0158] 上記の節水処理または無配管処理には、 前述のよ うに、 水洗 水または安定液に防擻手段を施すこ とが好ま しい。
[0159] 防徵手段と しては、 特開昭 6 0 — 2 6 3 9 3 9号に記された 紫外線照射法、 同 6 0 - 2 6 3 9 4 0号に記された磁場を用い る方法、 同 6 1 一 1 3 1 6 3 2号に記されたイオン交換樹脂を 用いて純水にする方法、 オゾンを吹き込む方法、 特開昭 6 2 — 1 1 5 1 5 4号、 同 6 2 - 1 5 3 9 5 2号、 特願昭 6 1 - 6 3 0 3 0号、 同 6 1 — 5 1 3 9 6号、 特開平 1 一 9 1 5 3 3号に 記載の防菌剤を用いる方法を用いるこ とができる。
[0160] さ らには、 L. F. Vlest. "Water Quality Criteria" Photo. Sci, & Eng. Vol.9 No.6(1965)、 M. W. Beach, "Microbiological Growths in Motion-picture Processing" SMPTE Journal Vol.85, (1976)、 R.0. Deegan,. "Photo Processing Wash Water Biocides "J. Imaging Tech 10, No.6 (1984)および特開昭 5 7 一 8 5 4 2号、 同 5 7 — 5 8 1 4 3号、 同 5 8 — 1 0 5 1 4 5 号、 同 5 7 — 1 3 2 1 4 6号、 同 5 8 — 1 8 6 3 1号、 同 5 7 - 9 7 5 3 0号、 同 5 7 — 1 5 7 2 4 4号などに記載されてい る防菌剤、 防黴剤、 界面活性剤などを併用するこ と もできる。
[0161] さ らに、 水洗浴または安定浴には、 R.T.Kreiman 著、 J. Image. Tech 10, (6) 242 頁(1984)に記載されたイ ソチアゾリ ン系化 合物、 Research Disclosure 第 2 0 5巻、 No. 20526 ( 1981 年、 5月号) に記載されたイ ソチアゾリ ン系化合物、 同第 2 2 8巻、 No. 22845 ( 1983年、 4月号) に記載されたイ ソチアゾ リ ン系化合物、 特願昭 6 1 一 5 1 3 9 6号に記載された化合物 などを防菌剤(Microbiocide)と して併用するこ と もできる。
[0162] また、 前述のように A g + イオンを徐放する手段を使用して もよい。
[0163] このよ う なものと しては、 例えば特開昭 6 3 - 3 9 6 9 2号 公報に記載されている 1 価の A gを含む水溶解性ガラスがあ る。
[0164] こ の水溶解性ガラスは、 ネ ッ ト ワーク形成酸化物と して、 S i 02 B 2 0 a , P 2 05 等の 1種以上、 ネ ヅ 卜 ワーク修 飾酸化物と して N a 2 0、 K 2 0、 C a O、 M g 0 B a O、 Z n O等の 1 種以上、 中間酸化物と して A £ 2 03 、 T i 02 の 1 種以上等から形成され、 0 . 0 5〜 1 0重量部、 特に 0 . 1 〜 5重量部の A g 2 0を含有するものが好ま しい。
[0165] この水溶解性ガラスは、 水中にてゲル化状態となり、 ゲル中 に A g + イオンを一定量にて保有し、 これを徐々に水中に溶出 させるものである。
[0166] このよ う なガラスは、 塊状であっても、 粒状、 粉状であって もよ く 、 通常は、 通水性シー トの容器等に収納して水中に配置 される。
[0167] この場合、 上記水溶解性ガラスの水洗水への添加量は、 5 0 0〜 2 0 0 0 0 g/m3とするこ とが好ま しい。
[0168] その他、 「防菌防黴の化学」 堀口博著、 三共出版 (昭和 5 7 ) 、 「防菌防黴技術ハン ドブッ ク」 日本防菌防黴学会 · 博報 堂 (昭和 6 1 ) に記載されているよ う な化合物を含んでも よ い o
[0169] 本発明において少量の水洗水で水洗するときには図示のよ う にスクイズローラを用いるものとするこ とが好ま しい。 具体的 には、 特開昭 6 3 — 1 8 3 5 0号に記載のスクイズローラー洗 浄槽であってよい。 また、 特開昭 6 3 — 1 4 3 5 4 8号のよ う な水洗工程の構成をとるこ と も好ま しい。
[0170] さ らに、 本発明では、 水洗または安定浴に防擻手段を施した 水を処理に応じて補充するこ とによって生ずる水洗または安定 浴からのオーバーフローの一部または全部は特開昭 6 0— 2 3
[0171] 5 1 3 3号に記載されているよ う にその前の処理工程である定 着能を有する処理液に利用するこ と もできる。
[0172] 本発明において 「現像工程時間」 または 「現像時間 J とは、 処理する感光材料の先端が自現機の現像タ ンク液に浸漬してか ら次の定着液に浸漬するまでの時間、 「定着時間」 とは定着タ ンク液に浸漬してから次の水洗タンク液 (安定液) に浸漬する までの時間、 「水洗時間」 とは水洗タ ンク液に浸漬している時 間をいう。
[0173] また 「乾燥時間」 とは、 通常自現機には、 3 5 eC〜 1 0 0 eC 好ま レく は 4 0 eC〜 8 0 *0の熱風が吹きつけられる乾燥ゾーン が設置されており 、 その乾燥ゾーンに入っている時間をいう。
[0174] 本発明では、 現像時間が 5秒〜 3分、 好ま し く は 6秒〜 2 分、 その現像温度は 1 8で〜 5 0 Cが好ま し く 、 2 0で〜 4 0 。Cがよ り好ま しい。
[0175] 本発明における定着温度および時間は約 1 8 *C〜約 5 0でで 4秒〜 3分が好ま し く 、 2 0 t:〜 4 0 °Cで 5秒〜 2分がよ り好 ま しい。
[0176] 水洗 (または安定浴) における温度および時間は 0〜 5 0 °C で 4秒〜 3分が好ま し く 、 1 0 eC〜 4 0 °Cで 5秒〜 2分がよ り 好ま しい。 本発明では、 現像、 定着および水洗 (または安定化) された 感光材料は、 図示のように、 水洗水をしぽり切る、 すなわちス クイズローラーを経て乾燥される。 乾燥は約 4 0 〜約 1 0 0 "Cで行なわれ、 乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられる が、 通常は約 5秒〜 3分でよ く 、 特によ り好ま し く は 4 0〜 8 0 ^で約 5秒〜 2分である。
[0177] 本発明における感材ノ処理システムで Dry to Dry で 1 0 0 秒以下の現像処理をする と きには、 迅速処理特有の現像ムラを 防止するために特開昭 6 3一 1 5 1 9 4 3号公報に記載されて いるよ う なゴム材質のローラを現像タ ンク出口のローラに適用 するこ とや、 特開昭 6 3 — 1 5 1 9 4 4号公報に記載されてい るよ う に現像液タ ンク内の現像液撹拌のための吐出流速を 1 0 mZ分以上にするこ とや、 さ らには、 特開昭 6 3— 2 64 7 5 8号公報に記載されているよ うに、 少なく と も現像処理中は待 機中よ り強い撹拌をするこ とがよ り好ま しい。 さ らには迅速処 理のためには、 特に定着液タ ンクのローラの構成は、 定着速度 を速めるために、 例えば第 3図および第 5図のように、 対向口 ーラであるこ とがよ り好ま しい。 対向ローラで構成するこ とに よって、 ローラの本数を少なく でき、 処理タ ンクを小さ く でき る。 すなわち自現機をよ り コ ンパク ト にする こ とが可能と な る。
[0178] 本発明は、 米国特許第 4 , 2 2 4 , 4 0 1号、 同第 4 , 1 6 8, 9 7 7号、 同第 4, 1 6 6, 74 2号、 同第 4 , 3 1 1 , 7 8 1号、 同第 4, 2 7 2 , 6 0 6号、 同第 4 , 2 2 1 , 8 5 7号、 同第 4, 2 4 3 , 7 3 9号等に記載されているヒ ドラジ ン誘導体を用いて超硬調で感度の高い写真特性を得るこ とがで きるハロゲン化銀写真感光材料の画像形成処理にも用いるこ と ができる。
[0179] ヒ ドラジン誘導体と しては、 Research Disclosure Item 235 16 ( 1983年 11月号、 P.346)およびそこに引用された文献の他、 米国特許第 4, 0 8 0 , 2 0 7号、 同第 4 , 2 6 9 , 9 2 9 号、 同第 4, 2 7 6 , 3 6 4号、 同第 4, 2 7 8 , 74 8号、 同第 4, 3 8 5, 1 0 8号、 同第 4 , 4 5 9 , 3 4 7号、 同第 4, 5 6 0 , 6 3 8号、 同第 4 , 4 7 8 , 9 2 8号、 英国特許 第 2, 0 1 1 , 3 9 1 B、 特開昭 6 0 - 1 7 9 7 3 4号に記載 されたものを用いるこ とができる。 ヒ ドラジン誘導体は、 八口 ゲン化銀 1 モルあた り 1 X 1 0 - 6モルないし 5 X 1 0 - 2モル含 有されるのが好ま し く 、 特に 1 X 1 (J -5モルないし 2 X 1 0 -2 モルの範囲が好ま しい添加量である。
[0180] また、 この場合において用いる現像液には硬調化促進剤と し て米国特許第 4, 2 6 9 , 9 2 9号に記載のァミノ化合物を含 有させるのが好ましい。 発明の効果
[0181] 本発明の方法によ り 、 現像液、 定着液などの補充量を低減す るこ とができる。 すなわち、 廃液量を減少するこ とができる。 補充量を低減しても、 本発明によれば、 クロスオーバーローラ の洗浄が十分とな り 、 特別な洗浄作業を要さないためメ ンテナ ンスが容易となる。 また、 水の使用量を全体的に減少させるこ とができる。
[0182] さ らには、 物理現像ムラの発生がないなど写真性能も良好で め 。
[0183] また、 装置の小型化および調液作業の容易化を図るこ とがで きる。
[0184] 本発明者は、 上記効果を確認するため、 種々の実験を行なつ た。 以下に、 その一例を示す。
[0185] 実験例 1
[0186] 富士写真フィルム㈱製の医療用 X線感光材料 Supper H R - S 、 H R - A 、 H R— L 、 H R - Cを面積比で約 8 : 1 : 1 : 1 と し、 四切サイズ ( 1 0 イ ンチ X 1 2 イ ンチ) 換算で約 2 0 0枚 Z日の割合で、 第 4図に示されるよ う な装置を用いて、 以 下の処理工程で処理した。 処虹程
[0187] 鋼 タンク 開口率
[0188] (四切サイズ当たり) 谷 星
[0189] 現 像 35 C ΙδπιΓ 11 15 I 20cmV£
[0190] 13. 3秒
[0191] (リンス) (腿 (0.4ί)
[0192] 定 着 32 C 15πιΓ 1 ) 15 I 22cm2
[0193] 11. 7秒
[0194] (リンス) (腿) (0.4ί)
[0195] 水 洗 17 °C 600m£ 13 ί
[0196] 6.2秒
[0197] (リンス) (20m£) (0. 2£)
[0198] スクイズ 6. 3秒
[0199] 乾 燥 58 °C 7.8秒 一
[0200] トータル 45.3秒
[0201] 謹 46. 1 Z秒)
[0202] *1) ただし、 謝による持ち出し量を除いた量である。
[0203] 次に補充タ ンクに収納する濃縮液の調製について示す の と きの補充タ ンクはポリエチレンの容器と し、 現像濃縮液のよ う に、 パー ト A B Cから構成される ものは、 パー ト A B Cの各容器が一つに連結されているものである。 濃縮液の調製
[0204] <現像液 >
[0205] P a r t A 水酸化力 リ ゥム 330 g 亜硫酸力 リ ゥム 630g
[0206] 亜硫酸ナ ト リ ウム 240g
[0207] 炭酸力 リ ゥム 90g
[0208] ホウ酸 45g
[0209] ジエチ レ ング リ コール 180g
[0210] ジエチ レン ト リ ア ミ ン五酢酸 30g
[0211] 1 ジェチルア ミ ノエチル + 5 —メ ルカブ ト テ ト ラゾール
[0212] 0.75g ハイ ド ロキノ ン 450g
[0213] 水を加えて 4125m£
[0214] P a r t B
[0215] ジエチ レ ングリ コール 525g
[0216] 3 , 3 ' ー ジチオー ビスージヒ ドロ桂皮酸 3g
[0217] 氷酢酸 102.6g
[0218] 5 —二 ト ロイ ンダゾール 3.75g
[0219] 1 一フ エ二ルー 3 —ビラゾリ ド ン 34.5g 水を加えて 750mi
[0220] P a r t C
[0221] グルタールアルデヒ ド (50wt/wt¾) 150g
[0222] メ タ重亜硫酸カ リ ウム 150g
[0223] 臭化カ リ ウム 15g
[0224] 水を加えて 750mi ぐ定着液 >
[0225] チォ硫酸ア ンモユウム (70wt/vo£%) 3300 エチ レンジア ミ ン四酢酸 · ニナ 卜 リ ゥム 二水塩
[0226] 0.45g 亜硫酸ナ ト リ ウム 300g ホウ酸 60g
[0227] 1 一 ( N , N— ジメ チルァミ ノ ) ーェチルー 5—
[0228] メ ルカプ ト テ ト ラゾール
[0229] 15g 酒石酸 48g 氷酢酸 270g 水酸化ナ ト リ ゥム 90g 硫酸 ( 3 6 N ) 58.5g 硫酸アルミニウム 150g 水を加えて 7500mi
[0230] PH 4.68に調整 処理液の調製
[0231] 上記の濃縮液および水を次のよ うな割合で現像槽、 定着槽 満たし、 現像液、 定着液と して使用 した。 3 現像液
[0232] r A剤 55mi
[0233] B剤 10m£
[0234] C剤 10mi
[0235] 水 125mi ( リ ンス槽からのオーバーフロ - -を充当)
[0236] 定着液
[0237] 濃縮液 lOOrai
[0238] 水 lOOmi ( リ ンス槽からのオーバーフロー -を充当)
[0239] PH 4.65
[0240] 不洗水
[0241] 水道水を用い、 オゾンを 1 5 0 ppm 含む空気を 4 分で 5分 間、 1 5分間隔毎に吹込んで防ばい手段を施した水を用いた。
[0242] また、 ス ト ッ クタ ンク (図示せず) には、 現像液の場合は、 ス ト ッ クタ ンクを 3つの部屋に区切り 、 上記処方の濃縮液パー ト 、 B 、 Cを、 定着液の場合は、 上記処方の濃縮液を貯留し た。
[0243] このス ト ッ クタ ンク内の液を処理に際して現像液は、 上記割 合の A、 B 、 Cを補充し、 リ ンス槽のオーバーフローを前記の 割合で流入して現像槽で撹拌するよ う にした。 この現像一定着 間の リ ンス槽には水を 1 1 8 . 7 5 mi (四切サイズ 1 0枚当 た り ) 、 前記パー ト Aノ B Z Cの割合で示すと 4 1 . 2 5 / 7 . 5 / 7 . 5 / 1 1 8 . 7 5 m 水ノ (四切サイズ 1 0枚当た り ) を補充した。
[0244] 定着液は上記処方の濃縮液 7 5 ι ^に対して、 リ ンス槽には 9
[0245] 5 mi/ (四切サイズ 1 0枚当た り ) 補充し、 リ ンス槽からの オーバ一フローは定着槽に流入させた。
[0246] 水洗水の補充は水道水の直接補充と リ ンス槽のオーバ一フロ —によって行なった。
[0247] これを処理 A とする。
[0248] また、 処理 Aにおいて、 リ ンス槽を設置しない構成の装置を 用いるほかは、 同様にして処理を行なった。
[0249] この と き の現像液は前記パー 卜 Aノ B ノ C Z水の割合を 4 1 . 2 5 / 7 . 5 Z 7 . 5 / 9 3 . 7 5 m£/ (四切サイズ 1 0枚当た り ) と したものを補充し、 定着液は濃縮液 7 5 m /水 7 5 mi (四切サィズ 1 0枚当たり ) と したものを補充した。
[0250] これを処理 B とする。
[0251] また、 処理 Bにおいて、 特開昭 6 3 — 1 8 7 2 4 3号記載の クロスオーバーローラの洗浄を、 1 日の作業終了時に洗浄水を 吹きかける構成の装置を用いるほかは、 同様に して処理を行 なった。
[0252] これを処理 C とする。
[0253] さ らに、 処理 B において、 処理 A と同様に リ ンス槽を設置 し、 リ ンス槽のオーバーフローを前槽に流入させるこ となく廃 棄するよ う にするほかは同様に処理した。 このと き、 現像一定 着間の リ ンス槽には 5 0 m ノ (四切サイズ 1 0枚当たり ) 、 定 着 -水洗間の リ ンス槽には 3 0 mi/ (四切サイズ 1 0枚当た り ) の水を補充した。
[0254] これを処理 D とする。
[0255] 上記処理 A〜Dについて以下の項目を表 1 にま とめて示す。 ( 1 ) クロスオーバーローラの汚れ度
[0256] クロスオーバーローラを洗浄しないと き、 処理に供するこ と ができる程度に清浄化するためのク リーニングフ ィ ルムの枚数 を調べた。
[0257] ( 2 ) 廃液量
[0258] 現像液 ( +現像 -定着間リ ンス廃液量) を現像液廃液量、 定 着液 ( +定着一水洗間リ ンス廃液量) を定着液 · 廃液量と して 処理 Aを基準とする比較で示した。
[0259] ( 3 ) 銀回収
[0260] 処理 Aの銀回収率を基準とする割合 (% ) で示す。
[0261] ( 4 ) 乾燥性
[0262] 前記 Supper HR-S を連続的に処理して、 乾燥されて出てく る 処理枚数を示す。
[0263] ( 5 ) 水洗性
[0264] 残留チォ硫酸塩による黄変濃度を用い、 I S 04 1 7— 1 9 7 7の硝酸銀法を使って、 膜中に残存するチォ硫酸塩を測定、 黄変濃度を測定して表わした。
[0265] ( 6 ) 現像ムラ
[0266] 濃度ムラを調べ、 〇、 △、 Xで示す 〇…ムラな し
[0267] △…ムラ少々あり
[0268] X …ムラあり
[0269] 処 理 クリーニング 洗 浄 廃液量 銀回収 草灘 水難 現像ムラ フィルム Mi メンテナンス 讓値)
[0270] A (本発明) 1 (■ 100 % 赠夂 0.01 〇
[0271] B (比 較) 5 毎曰' 2要 変化なし 約 86 % 20枚 0.08 X cat 較) ) 2 見かけ上 *3) 約 86 % 20枚 0.03 X
[0272] D (比 較) 1 棚", 約 100 %*5' 100枚 0.01 〇
[0273] *1) 取りはずして洗浄の要あり。
[0274] *2) クロスオーバ一ローラ洗浄用の水には酉 の目づまり防止のために防ばい作用を施す 要あり,
[0275] *3) 删 Aに対して現 ί紅程で 1 7 %減、定着工程で 1 4 %減となる力 水洗負献となり、
[0276] 讓上の廃液負荷の ί勖ロあり 赚銀回収糊 ο
[0277] *4) 処理 Αに対して現ザ紅程で 3 3 %増、定着工程で 2 0 %増あり。
[0278] *5) 銀離力拠理 Aよりも低くて纏が多いため、銀回収の交脾カ い。
[0279] なお、 第 1 図または第 3図に示される構成の処理装置を用い て、 上記処理 Aに準じた操作を行なったと ころ、 処理 A と同等 の良好な結果を示すこ とが確認された。
[0280] さ らに、 第 4図に示される処理装置において、 ス ト ッ クタ ン クから現像槽あるいは定着槽に到る管路途中に各補充液および 各リ ンス槽のオーバーフローをそれぞれ導入して撹拌混合する よ う な構成と した。 このような構成において、 ス ト ッ クタ ンク からの現像補充液および現像一定着間のリ ンス槽のオーバーフ ローと、 ス ト ッ クタ ンクからの定着補充液および定着一水洗間 の リ ンス槽のオーバーフローとによ り 、 上記処理 Aに準じた操 作を行なったところ、 処理 A と同等の良好な結果が得られるこ とが確認された。
[0281] 実験例 2
[0282] ( 1 ) ハロゲン化銀乳剤の調製
[0283] ゼラチンと臭化力 リ ゥムど水が入つた 5 5でに加温された容 器に適当量のァンモユアを入れた後、 反応容器中の P A g値を 7 . 6 0 に保ちつつ硝酸銀水溶液と銀に対するイ リ ジウムのモ ル比で 1 0 - 7モルとなるよう にへキサクロ口イ リ ジウム ( ΠΙ ) 酸塩を添加した臭化カ リ ウム水溶液とをダブルジ X ヅ 卜法によ り添加して平均粒子サイズが 0 . 7 0 と 0 . 4 0 /Xの単分散 臭化銀乳剤粒子 2種類をアンモニアの量を変えて調製した。 こ れらの乳剤粒子は、 平均粒子サイズの ± 4 0 %以内に全粒子数 の 9 8 %が存在していた。 また粒子形成の後期に銀 1モル当た り 1 X 1 0 - 3モルのヨ ウ化カ リ ウムを添加した。 これらの乳剤 を脱塩処理後、 p Hを 6. 2、 p A gを 8. 6に合わせてから チォ硫酸ナ 卜 リ ゥムと塩化金酸とによ り金 · 硫黄増感を行い所 望の写真性を得た。 これらの乳剤の ( 1 0 0 ) 面 Z ( 1 1 1 ) 面比率をクベルカ ム ンク法で測定した と こ ろ 9 3 アであつ
[0284] ( 2 ) 乳剤塗布液の調製
[0285] 上記 2種の乳剤をそれぞれ 0. 5 kg秤取した容器を 4 0 'Cに 加温して乳剤を溶解後、 下記の赤外域増感色素のメタノール溶 液 ( 9 X 1 0 モル Z £ ) を 3 0 cc、 下記の強色増感剤の水溶 液 ( 4. 4 X 1 0 · 3モル ·β ) 1 3 0 cc、 下記の感材保存性改 良剤のメ タ ノ ール溶液 ( 2 . 8 X 1 0 - 2モル Z ) 3 5 cc, 4 ー ヒ ドロキシー 6—メチルー 1 , 3 , 3 a , 7—テ ト ラザィ ンデン水溶液、 塗布助剤 ドデシルベンゼンスルフォ ン酸塩水溶 液、 増粘剤ボリ ボタシゥム一 p—ビュルべンゼンスルフォネー ト化合物の水溶液を添加して乳剤塗布液と した。 (赤
[0286] 3
[0287]
[0288] (強色增感剤)
[0289] 4, 4, 一ビス [ 2, 6 — ジ ( 2—ナフ ト キシ) ピ リ ミ ジン 一 4一ィ ルァ ミ ノ ] スチルベン一 2 , 2 ' —ジスルホン酸ジナ ト リ ウム塩
[0290] (感材保存性改良剤)
[0291]
[0292] ( 3 ) 感材層の表面保護層用塗布液の調製
[0293] 4 0 °Cに加温された 1 0 wt¾ ゼラチン水溶液に、 増粘剤ポリ スチ レンスルフォ ン酸ソーダ水溶液、 マツ ト剤ポ リ メチルメ タ ク リ レー ト微粒子 (平均粒子サイズ 3 . 0 u rn ) 、 硬膜剤 N, N ' 一エチレ ン ビス一 ( ビュルスルフ ォニルァセ ト アミ ド J 、 塗布助剤 t 一才クチルフ エ ノ キシエ ト キシエタ ンスルフ ォ ン酸 ナ ト リ ゥム水溶液および帯電防止剤と してポリエチレン系界面 活性剤水溶液および下記構造の含フ ッ素化合物の水溶液とを添 加して塗布液と した。
[0294] C8F17S02N(C3H7)CH2C00K および
[0295] CsFi 7S02N(C3H7) (CH2CH2-0 15H
[0296] ( 4 ) バッ ク塗布液の調製
[0297] 4 0 Cに加温された 1 0 wt% ゼラチン水溶液に、 1 kgに、 増 粘剤ポ リ スチレ ンスルフ ォ ン酸ソーダ水溶液、 下記のバッ ク染 料水溶液 ( 5 X 1 0 - 2モル/ 5 0 cc、 硬膜剤 N , N ' ーェ チ レ ン ビス一 (ビュルスルフ ォニルァセ ト ア ミ ド) 水溶液、 塗 布助剤 t 一才クチルフ エ ノ キシエ ト キシエタ ンスルフ ォ ン酸ナ ト リ ゥム水溶液とを加え塗布液と した。
[0298] (バッ ク染料)
[0299]
[0300] ( 5 ) バッ ク層の表面保護層用塗布液の調製
[0301] 4 0 eCに加温された 1 0 wt% ゼラチン水溶液に、 増粘剤ポリ スチ レ ンスルフ ォ ン酸ソーダ水溶液、 マツ ト剤ポリ メ チルメ タ ク リ レー ト微粒子 (平均粒子サイ ズ 3 . 0 u rn ) 、 塗布肋剤 ΐ 一才クチルフ エノ キシエ トキシエタ ンスルフ ォ ン酸ナ ト リ ゥ ム水溶液および帯電防止剤と してボリエチレン系界面活性剤水 溶液および下記構造の含フ ッ素化合物の水溶液とを添加して塗 布液と した。
[0302] C8F17S02N(C3H7) CH2C00K および
[0303] CSFJ 7S02N(C3H 7 ) (CH2CH2-0+ 15H
[0304] ( 6 ) 塗布試料の作成
[0305] 前述のバッ グ層塗布液をバッ ク層の表面保護層塗布液と と も にボリエチレンテレフタ レー ト支持体の一方の側にゼラチン塗 布量が 4 g/ra2となるよ う に塗布した。 これに続いて支持体の反 対の側に ( 2 ) で述べた近赤外増感色素入りの乳剤塗布液と こ れ用の表面保護層塗布液とを塗布銀量が 3 . 2 g/m2となるよ う に、 また塗布膜の膨潤百分率を 1 6 0 % となるように表面保護 層塗布膜中の硬膜剤量を調節して塗布した。
[0306] ( 7 ) 膨潤率の測定法
[0307] a ) 3 8。C、 5 0 %相対湿度で塗布試料をイ ンキュベーシ ョ ン 処理し、 b ) 層の厚みを測定し、 c ) 2 1 °Cの蒸留水に 3分間 浸漬し、 そして d ) 工程 b ) で測定した層の厚みと比較して層 の厚みの変化の百分率を測定する。
[0308] <処理 >
[0309] 第 5図に示す自現機を用いて処理した。
[0310] 現像液および定着液の濃縮液の組成は次の通りである。 <現像液濃縮液 >
[0311] 水酸化カ リ ウム 56.6g 亜硫酸ナ ト リ ウム 200g
[0312] ジエチレン 卜 リ アミ ン五酢酸ホスホ ン酸 6.7g 炭酸力 リ ゥム 16.7g ホ ウ酸 10g
[0313] ヒ ド ロ キノ ン 83.3g ジエチ レングリ コール 40g
[0314] 4ー ヒ ドロキシメ チルー 4ーメ チルー 1 一フ エ二ルー 3一 ピラゾリ ド ン 13.2g
[0315] 5—メ チルベンゾ ト リ アゾール 0.2g 水で 1 とする ( p H l 1 . 0 0に調整する) 。
[0316] 補充液キ ッ トサイズ 6ί
[0317] ぐ定着液濃縮液 >
[0318] チォ硫酸アンモニゥム (70¾ wt/vol) 560g
[0319] 亜硫酸ナ ト リ ウム 60g
[0320] エチ レ ンジァミ ン四酢酸 · 二ナ ト リ ウム ' 二水塩
[0321] 0.10g 酢酸 27g
[0322] 水酸化ナ ト リ ウム 24g
[0323] 水で 1 £ とする ( pH 5 0に調整する)
[0324] 補充液キ ッ トサイズ 6i 自現機 Dry to Dr で 4 5秒処理 現炉像タ ンク (11) 7.5£ 35°C
[0325] 9.2 秒
[0326] リ ンス槽(65) 300mi 定着タ ンク (12) 7.5ί 35 °C
[0327] 10秒
[0328] リ ンス槽(75) 700ra£ 水洗タ ンク (13) 6.0£ 20°C
[0329] 6 秒
[0330] スクイズローラ洗浄槽(85) 400m
[0331] ( リ ンス槽)
[0332] 58。C 処理をスター トすると きには各タ ンクに以下のよ うな処理液 を満たした。
[0333] 現像タ ンク : 上記現像液濃縮液 3 3 3 mi, 水 6 6 7 m および臭 ィ匕カ リ ウム 2 g と酢酸 1 . 8 g とを含む水溶液 1 0 m を加えて p Hを 1 0. 5 0 と した。
[0334] 定着タ ンク : 上記定着液濃縮液 2 5 0 m および水 7 5 0 mi 水洗タ ンクおよびリ ンス槽 : 水道水
[0335] 上記感光材料 B 4サイズ ( 2 5 . 7 cmx 3 6 . 4 cm) 1 枚処 理される毎に
[0336] 現像タ ンク (11)に現像液濃縮液 8 m と リ ンス槽(65)のオーバ 一フ ロー水、 リ ンス槽(65)に水 1 8 mi, 定着タ ンク (12)に定着液濃縮液 4 m と リ ンス槽(75)のオーバ 一フロー水、
[0337] リ ンス槽(75)の水 1 4 mi,
[0338] スクイズローラ洗浄槽 ( 8 5 ) から水洗タ ンク ( 1 3 ) に水 約 5 0 0 m
[0339] を補充し、 1 日、 約 1 0 0枚のラ ンニング処理を 3ヶ月継続し た。
[0340] 水洗タ ンクにはオゾン 2 0 0 ppm を含む空気を 3 ί/分、 タ ン クの底に置いた多孔性チューブから、 1 5分毎に 5分間、 発泡 して、 水ァ力の発生を抑制した。
[0341] この間現像液、 定着液共なく なれば同様に新たな補充液を追 カロした。
[0342] このよ うな処理においても実験例 1 の処理 Α と同等の効果が 得られ、 こ う するこ とによって日常のメ ンテナンスが非常に楽 になった。
权利要求:
Claims言青 求 の 範 囲
( 1 ) ハロゲン化銀写真感光材料の処理量に応じて補充液を補 充しながら処理するよ う に構成されたハロゲン化銀写真感光材 料の処理装置であって、
前記感光材料を処理する処理液を満たした複数の処理槽と、 この処理槽間にて、 前記感光材料を搬送するクロスオーバ一口 ーラ と、 このクロスオーバーローラの少なく と も一部を浸すよ う に洗浄水を満たしたリ ンス槽とを有し、
前記リ ンス槽に供給した洗浄水の少なく と も一部を、 前記リ ンス槽の前方に位置する処理槽の処理液の濃厚補充液を希釈し て前記補充液とするのに必要な希釈水の少なく と も一部と して 用いるよ う に構成したこ とを特徴とするハロゲン化銀写真感光 材料の処理装置。
( 2 ) 前記処理槽と して、 現像槽、 定着槽および水洗槽を有 し、 これら各処理槽間に前記クロスオーバーローラ と前記リ ン ス槽とを有する請求の範囲 ( 1 ) のハロゲン化銀写真感光材料 の処理装置。
( 3 ) 前記現像液の補充液の補充量は、 前記感光材料 l m2あた り 0 . 4 £以下である請求の範囲 ( 2 ) のハロゲン化銀写真感 光材料の処理装置。
( 4 ) 前記現像液の補充液の濃厚補充液と前記希釈水との混合 比は、 (濃厚補充液) / (希釈水) の体積比で 1 0 . 4〜 1 Z 5である請求の範囲 ( 3 ) のハロゲン化銀写真感光材料の 処理装置。
( 5 ) 前記定着液の補充液の補充量は、 前記感光材料 l m2あた り 0 . 4 £以下である請求の範囲 ( 2 ) のハロゲン化銀写真感 光材料の処理装置。
( 6 ) 前記定着液の補充液の濃厚補充液と前記希釈水との混合 比は、 (濃厚補充液) / (希釈水) の体積比で 1 0 . 4〜 1 5である請求の範囲 ( 5 ) のハロゲン化銀写真感光材料の 処理装置。
( 7 ) 前記澳厚補充液を希釈する前記希釈水の 5〜 1 0 0 %を 前記洗浄水と する請求の範囲 ( 1 ) 、 ( 2 ) 、 ( 3 ) および ( 5 ) のいずれかのハロゲン化銀写真感光材料の処理装置。
( 8 ) 前記水洗水の補充量は、 前記感光材料 1 m2あたり 3 £以 下である請求の範囲 ( 1 ) 、 ( 2 ) 、 ( 3 ) および ( 5 ) のい ずれかのハロゲン化銀写真感光材料の処理装置。
( 9 ) 前記水洗槽の後に乾燥部を設け、 前記水洗槽と前記乾燥 部との間に、 前記クロスオーバーローラ と前記リ ンス槽とを設 け、 前記リ ンス槽に供給した洗浄水の少なく と も一部を、 前記 水洗槽に供給する請求の範囲 ( 2 ) のハロゲン化銀写真感光材 料の処理装置。
( 1 0 ) 前記水洗水の補充量の 5〜 1 0 0 %を前記水洗水とす る請求の範囲 ( 9 ) のハロゲン化銀写真感光材料の処理装置。
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EP0795782B1|2001-10-10|Developing composition for silver halide photographic light sensitive material
同族专利:
公开号 | 公开日
DE69116666T2|1996-06-13|
EP0491049B1|1996-01-24|
US5272499A|1993-12-21|
EP0491049A1|1992-06-24|
EP0491049A4|1992-11-25|
DE69116666D1|1996-03-07|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-01-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP US |
1992-01-23| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB |
1992-03-02| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991911731 Country of ref document: EP |
1992-06-24| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991911731 Country of ref document: EP |
1996-01-24| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1991911731 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP18104890||1990-07-09||
JP2/181048||1990-07-09||EP19910911731| EP0491049B1|1990-07-09|1991-07-09|Device for processing silver halide photosensitive material|
DE1991616666| DE69116666T2|1990-07-09|1991-07-09|Vorrichtung zur verarbeitung von lichtempfindlichem silberhalogenidmaterial|
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